真夜中のロサカニナ

イラストと写真を中心にまったりと

邪教神官

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魔法円シリーズ、最後の一人です。今までアップした魔法円シリーズの人たちの元締めで邪教の神官。不老不死で帽子の中に大小無数の毒蜘蛛を飼っている。名前はない(捨てた)。

魔法円シリーズは黒いせいか、オフの友人からは人気ないのですが、ブログではそこそこ人気あります。個人的にも描いていて楽しいので今後もアップしていきたいです。

帽子制作

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背景を消したら通販の商品紹介みたいな写真になってしまいましたが、販売はしてません(笑)。帽子制作一日体験で作りましたので、一応手作りです。フェルト帽なのでスチームで伸ばして作りました。相当力がいりました。非力な自分にとってはかなりの重労働…!3〜4時間くらいかけて何とか完成!体験学習前、自分の帽子をかぶって教室に来てしまっていたので、帰るときはかぶって来た帽子と作った帽子を二つ持っている変な人になってしまいました…。

スグリーンを選んだ理由は不思議の国のアリスに登場する帽子屋をイメージしてます。作れる型が決まっているのでシルクハットにはできませんでしたが、色とリボンは作る前から決めてました^^

クロスステッチ

作ってみた。

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クロスステッチです。恩師にプレゼントしました。アリスの図案も自作です(兎のほうは図案お借りしました)。原作は白兎ですが、布地が白色なので、茶兎になりました。これじゃ三月兎みたいですが…。

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ボールペンとの比較。実際はこんな感じの大きさです。フレームも作って飾れるようにリボンもつけました。

消滅の感情

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「消えるな。消えないで。消えちゃ嫌だ!」

何故か暗い絵を描いていました。烏くんが手のみの出演。

前回長々とプレリュード終わったので、イラスト&写真投稿に戻ります。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!何かストーリーが思いついたらまた載せたいと思います。多分今度はショートストーリーになりそうです。

プレリュード4

データを探していたら、思ったより時間がかかり、更新が遅れました…。すみません。

今回はプレリュード完結編です!

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電車から降りる二人。しかしそこは元の世界ではなく、暗い空間に扉が一つあるだけだった。「僕の元いた世界じゃないんだけど?」と、アレンが言うと「何かと何かを繋ぐ、それが扉。扉の外が君の元いた世界なんだよ」とルシルが言う。「そうか、じゃあ行こう」アレンは一歩踏み出したが、ルシルは動かなかった。

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「…?ルシル?」

「僕はこの世界で生きている。君はむこうの世界で生きている。君とは生きてる世界が違うから、僕は一緒に行けない。ここでお別れだよ」

握手を交わすとアレンは扉を開ける。

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扉を抜け、元の世界に帰って来たアレン。

「おかえり」と青年が言う。

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「曲を聞いてくれてありがとう」青年はそう言うと帽子をとり、アレンの頭にのせる。初めて見た青年の顔はルシルと同じ真紅の瞳だった。青年は帽子をアレンにあずけたまま立ち去ってしまう。

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後々気付いたことだが、青年の帽子の内側には銀色の糸で「ルシル」という名前が刺繍されていた。

終わりです。一番人気のキャラクターはルシル兎バージョンです。老若男女にうけました。製作中にPCがよく機嫌を損ねてデータ消してしまったので、PCの前で何度も奇声をあげた苦い思い出がありますね(苦笑)。進行状況は悪くなかったのですが、自分でも何で絵本なのに長い話になったんだろう…と自問自答もしました。あと紙の値段が思ったより嵩みましたね…。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。コメント、ブックマ、感想、☆いただけてとても嬉しいです^^皆様本当にありがとうございます!

プレリュード3

プレリュードその2。絵本で前回の続きになります。

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時間の止まった街は錆び付いたようなセピア色をしている。時間を動かす方法を探し街中をウロウロする二人。「止まった時間を動かすには、時間の流れる空間を作ればいいんじゃないかな」とルシルが思いつく。

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アレンが時間の流れを感じるのは曲を奏でる時。多少の不安もあったが、他に方法も思いつかないので、時計塔の前でアコーディオンを弾き歌う。

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カチ…ゴーン・ゴーン・ゴーン…

「「動いた!?」」二人は同時に叫んだ。

時計が動き15時の鐘が鳴る。セピア色の街は色を塗られたように元の姿を取り戻した。

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電車に乗って元の世界へ帰る二人。背景は実際の地下鉄の写真を加工して使ってます。

今回は真ん中まで。次回後編をアップします。