真夜中のロサカニナ

イラストと写真を中心にまったりと

プレリュード4

データを探していたら、思ったより時間がかかり、更新が遅れました…。すみません。

今回はプレリュード完結編です!

f:id:orangers:20180201161923g:plain

電車から降りる二人。しかしそこは元の世界ではなく、暗い空間に扉が一つあるだけだった。「僕の元いた世界じゃないんだけど?」と、アレンが言うと「何かと何かを繋ぐ、それが扉。扉の外が君の元いた世界なんだよ」とルシルが言う。「そうか、じゃあ行こう」アレンは一歩踏み出したが、ルシルは動かなかった。

f:id:orangers:20180201162403g:plain

「…?ルシル?」

「僕はこの世界で生きている。君はむこうの世界で生きている。君とは生きてる世界が違うから、僕は一緒に行けない。ここでお別れだよ」

握手を交わすとアレンは扉を開ける。

f:id:orangers:20180201162646g:plain

扉を抜け、元の世界に帰って来たアレン。

「おかえり」と青年が言う。

f:id:orangers:20180201162825g:plain

「曲を聞いてくれてありがとう」青年はそう言うと帽子をとり、アレンの頭にのせる。初めて見た青年の顔はルシルと同じ真紅の瞳だった。青年は帽子をアレンにあずけたまま立ち去ってしまう。

f:id:orangers:20180201163107g:plain

後々気付いたことだが、青年の帽子の内側には銀色の糸で「ルシル」という名前が刺繍されていた。

終わりです。一番人気のキャラクターはルシル兎バージョンです。老若男女にうけました。製作中にPCがよく機嫌を損ねてデータ消してしまったので、PCの前で何度も奇声をあげた苦い思い出がありますね(苦笑)。進行状況は悪くなかったのですが、自分でも何で絵本なのに長い話になったんだろう…と自問自答もしました。あと紙の値段が思ったより嵩みましたね…。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。コメント、ブックマ、感想、☆いただけてとても嬉しいです^^皆様本当にありがとうございます!

プレリュード3

プレリュードその2。絵本で前回の続きになります。

f:id:orangers:20180125152134g:plain

時間の止まった街は錆び付いたようなセピア色をしている。時間を動かす方法を探し街中をウロウロする二人。「止まった時間を動かすには、時間の流れる空間を作ればいいんじゃないかな」とルシルが思いつく。

f:id:orangers:20180125152201g:plain

アレンが時間の流れを感じるのは曲を奏でる時。多少の不安もあったが、他に方法も思いつかないので、時計塔の前でアコーディオンを弾き歌う。

f:id:orangers:20180125152221g:plain

カチ…ゴーン・ゴーン・ゴーン…

「「動いた!?」」二人は同時に叫んだ。

時計が動き15時の鐘が鳴る。セピア色の街は色を塗られたように元の姿を取り戻した。

f:id:orangers:20180125152239g:plain

電車に乗って元の世界へ帰る二人。背景は実際の地下鉄の写真を加工して使ってます。

今回は真ん中まで。次回後編をアップします。

プレリュード2

前回アップした絵本は内容をのせないつもりでしたが、数名の方々がストーリーが気になるという意見をいただいたので、アップすることにしました。絵本といってもやたら長いストーリーになってしまってるうえ、挿絵が多すぎるので簡略化します。

f:id:orangers:20180119152507g:plain

家の近くの広場であるアコーディオン弾きの青年に出会う少年・アレン。自分もアコーディオンを弾くのが好きなので青年の演奏に聞き入っている。青年は言う「この曲を聞く時は溺れないように気をつけること」わけもわからないまま曲を聴いていると視界がぼやけだす。

f:id:orangers:20180119152527g:plain

曲を聞いてるうちに水の中にいるような感覚を覚え、アレンは沈んでいく。

f:id:orangers:20180119152549g:plain

目が覚めると知らない所にいた。白兎・ルシルに出会い、元いた世界に戻る方法を探す。

f:id:orangers:20180119152604g:plain

元いた世界に戻るには街にある鉄道に乗れば帰れるとわかる。しかし時間が15:00少し前で時間が止まってしまっている。電車の発車時刻は15:00で出発ができないと車掌が言う。

とりあえず、前半までです。

プレリュード

f:id:orangers:20180113170902g:plain

「それはとてもうつくしいおぼれるような前奏曲

「Prelude」という題名で絵本を作った時の中表紙のイラストです。実は修了制作だったりします。時間をテーマにストーリーを書きました。

f:id:orangers:20180113170916g:plain

反転で青年バージョン。奥付のイラストです。兎が重要な鍵を握っています。

空色その5

空の写真その5です。過去のものもあります。

f:id:orangers:20040401000050j:plain

グラデの空にぽっかり浮かぶ月。

f:id:orangers:20101107150010j:plain

フェザーワルツ。

f:id:orangers:20091114180405j:plain

燃える夕日。

f:id:orangers:20040804005239j:plain

色とりどりの雲。

f:id:orangers:20090919191046j:plain

桃色に染まる空。ピンクというか、オレンジですかね。ピンクグレープフルーツの色に似てます。

年初めはたくさんのコメントありがとうございます!とても嬉しかったです^^今後もイラストと写真中心に更新します。よろしくお願いいたしますm(--)m

メリークリスマス

メリークリスマス!

f:id:orangers:20171225152818j:plain

せっかくのクリスマスなので、クリスマスイラストを描こうとした結果、あまりクリスマスっぽくなくなりました(汗)。とある王国の国王陛下とメイド少女です。何故かメイド半袖ですし…。背景だけクリスマスっぽいですね。緑のフレームはリースをイメージしてます。

年賀状イラスト描けたー!描いただけです。刷ってません。